
初めて子連れで行く、国内/海外旅行は何かと不安がつきものだと思います。ましてや飛行機での長距離移動…ママとパパにとっても大きなチャレンジですよね。そんなママとパパに、お子さんと一緒でも快適なフライトを過ごせるテクニックと、これさえあれば困らない!焦らない!持ち物リストをご紹介したいと思います(2歳~5歳児編)。
イメージトレーニング(イメトレ)
お子様と一緒に快適なフライトを過ごすには、旅行前の準備にかかっていると言っても過言ではありません!旅行が決まったら、毎日少しづつお子さんと一緒に飛行機についてお話しをしたり、シミュレーションごっこをして、飛行機という乗り物に興味を持ってもらうことが大切です。
折り紙で紙飛行機を作る
一番身近なものでできるのが、折り紙でのイメトレです。お子さんと一緒に紙飛行機を作りながら、「○○ちゃんが乗る飛行機は何色かな?」「○○くんは飛行機に乗ったら一人でシートベルトつけられるかな?」など飛行機に関する沢山のイメージを与えてあげてください。
絵本や動画をみせる
絵本を読んで聞かせたり、イラストを見せることによって、より飛行機のイメージを明確にさせます。「飛行機ってとっても特別な乗り物なんだよ☺︎」「ママもパパも大好きな乗り物なんだー!」と飛行機に対して、楽しくてワクワクする乗り物というイメージを持ってもらいましょう。また特別という言葉をあえて使うことによって、子供が大好きな「特別感」をアピールします。

機内持ち込みに必須な、持ち物リストを徹底チェック!
機内に持ち込む手荷物は少なければ少ないほど理想です。ただ、不安になるとどうしても、なんでもかんでも詰め込みたくなります。結果、必要のないものまで無駄に持ち運びをしなくてはいけなくなり、余計に手間とストレスがかかることになるので、そこはぐっと堪えてください。機内に持ち込む荷物は、自分用のバッグと子供用バッグを分けて用意するのをおすすめします。こちらは私が娘が生まれて以来、年間約15~20フライトを飛んできて行きついた最善の方法です。
なぜ分ける必要があるのかというと、子供が何かを必要としているときに探す手間が省けるからです!また、自分用、子供用とバッグを2つに分けることで、お互いの足元に収まる範囲内に荷物がまとまり、座席上の収納棚に入れる必要がなくなります。荷物を一つのバッグにまとめてしまうと、収納棚に入れた後に「あっ!あれ出し忘れたー」なんてことが起こりかねないので、事前にその状況を防ぐのが最もストレスフリーなフライトを送るのに大切なことなのです。
子供用バッグに入れる持ち物リストはこちら✮
☑︎ビニール袋
☑︎ウェットティッシュ
☑︎エプロン/スタイ
☑︎着替え(下着、ずぼん)
☑︎iPad/ゲーム機
☑︎ヘッドフォン
☑︎お菓子
☑︎空の水筒/ウォーターボトル
☑︎羽織もの(夏限定)
☑︎ノート&ペン
☑︎サプライズ
※おむつを付けているお子様や粉ミルクを飲まれるお子様は、おむつ、おむつ拭き、おむつ袋、粉ミルク、哺乳瓶、ペットボトルの水(機内でお湯を入れてもらう場合、大抵適温でなはなく熱湯の場合が多いため、自分で水を使って温度調整をする必要があります)、などを持ち物リストに追加してください!

それでは、それぞれの必要性を一つ一つ順番に解説していきたいと思います。
ビニール袋
ビニール袋は何かと重宝します!お菓子や汚れたティッシュなどのごみを入れたり、時には子供の気分が悪くなり嘔吐しそうになった時にも使える実用性のあるものです。
ウェットティッシュ
子供の手や口周りが汚れたとき、ジュースを誤ってこぼしてしまったときなど必須です。
エプロン/スタイ
狭い機内では、何かと子供が食べ物や飲み物をこぼしたりすることが頻繁におきます。そんな時に、エプロンを一枚着せておくと、服や座席が汚れることを心配することもなく、何かをこぼしたとしてもサッとふき取ってあげるだけでよいので、気楽に構えていられます。
着替え(下着、ずぼん)
いつもとは違う環境の中、子供がおもらしをしてしまったり、ズボンの上に思いっきりジュースをこぼしてしまう可能性は大いにあります。そんな時に1セットでも着替えを持っておくと心強いです。
iPad/ゲーム機
こちらは必須アイテムではありませんが、最終兵器として持ち合わせておくと非常に助かります。子供が機内でじっとしているのが飽きてきたときに、予めダウンロードをしておいた新しい動画を見せてあげるとかなり高い可能性で持ち直します!
ヘッドフォン
航空機内で無料貸し出ししているイヤホンやヘッドフォンは大人サイズなので、どうしても子供には大きすぎてしまいます。子供用のヘッドフォンを一つ用意しておけば、音量を気にすることなく動画やゲームを楽しむことができます。
お菓子
散らかりにくい小分けのお菓子がおすすめです。グミやハイチュー、コアラのマーチやじゃがりこなど子供が食べやすいものに限ります。チップスやクッキーなどお菓子の粉が落ちやすいものは機内には持ち込まないように心がけてください。
空の水筒/ウォーターボトル
日本の航空会社の場合、子供用のドリンクには蓋をつけて出してくれる配慮があるのですが、海外航空に関しては大人と同様蓋なしでそのまま渡されます。仮に子供が機内でジュースが飲みたい!となった際に、少なからず振動のある機内で蓋のついていない飲み物を飲む=ドバっとこぼしかねない!となると、見ている方も不安に駆られしイライラに繋がるかもしれません。そんなときに空のウォーターボトルがあれば、子供用に頂いたドリンクをそのまま移すことができます。
はおりもの(夏)
飛行機内は大抵の場合、クーラーがガンガンついています。特に夏場の場合、はおりものなどを持ち歩いていないことがほとんどですが、飛行機に乗る際は必ず持って行ってください!飛行機の席に付属でついているブランケットなんかでは賄えないくらい寒いです…ぶるっ。
ノート&ペン
私が入国書類などを書いていると、高確率で娘が私も書くー!と言ってくれるので必ず娘の分も用意するようにしています。
サプライズ
サプライズとは、お菓子でもおもちゃでもなんでも良いです。お子さんが喜びそうなものをこっそりバッグにしのばせておいてください。愚図ってきた時の秘密兵器として用意しておくものです。

アプリを活用
最後にいざというときに使える、あると便利なアプリを2つご紹介したいと思います。心の底から出会えてよかったと思えるアプリです。笑。旅行時だけではなく、レストランでのお食事だったり、お出かけの際にも役に立つアプリなのでぜひチェックしてみてください☺︎
SNOW(無料)
全世界で3億人が使っているという大人気のカメラアプリ。犬やうさぎなどの可愛いキャラクターを自由自在につけられる自撮りモードは、自分の顔をカメラや鏡で見るのが大好きな子供たちにとって、まさにもってこいの機能なのです。
Clipbox+for iPad(有料)
Youtubeやニコニコ動画などの動画をダウンロードできるアプリ。予めダウンロードをしておけば、いつでも、どこでも、見たいときに再生することが可能です(WIFIなどのネットワークは必要ありません)。こちらのアプリにいくつか動画をダウンロードしておけば、いざというときに役に立つこと間違えなしです!我が家は娘が1歳のころから愛用しています。


まとめ
今回は子供と一緒のフライトでも快適に過ごせる秘訣をご紹介しました☆機内の中で快適に過ごせるかどうかは用意する持ち物と事前準備でほぼ8割は決まると思います!子供は親の不安を察するものです。お子さんと一緒の初めてのフライトは何かと緊張しますし、悩みがつきものですが、何があっても慌てずにどーんと構えていることが大切です。その為にも、持ち物チェックや事前準備はしっかり行ってくださいね。みなさんにとって素敵な旅行になりますように☆

Have a safe trip...☺︎