
みなさん、こんにちは。今回は私がアメリカの某有名ホテルにホテリアとして勤務していた際に、プロとしてお客様の前に立つにあたって、最も大切にしていた要素の一つ、外観についてお話したいと思います。
外観とは?
「人は見た目よりも中身」そんな言葉を聞いたこともありますが、現実は違います。人の第一印象というのは、まず見た目から入ります。会社やアルバイトの面接、同じ幼稚園のママさん、見学先の保育園の先生、レジ打ちのスタッフさん...etc. 感じの良し悪しや出会った瞬間に感じるインスピレーションは9割が外観から来るものです。
外観というのは、目鼻立ちがきれいとか背が高い、低い云々だけではありません。
姿勢/立ち振る舞い
爪や髪の先まで手入れが行き届いているか
清潔感
服装/着こなし
これらのことが全て含まれます。
アメリカでは○○の人が一番に面接を落とされます
アメリカで勤務している際にLearning Coachとして、新入社員の採用面接に携わる機会がありました。アメリカではどの会社も仕事の募集要項に年齢制限を記入することはありません。訴訟になりかねないからです。70代、80代でもばりばり働ける社会です。新入社員よりも経験者ウェルカム!なんていう会社もたくさんあります。それでは、どういった方が面接で一番落とされる確率が高いのかをご存じですか?
それは太っている人です。
太っている=自己管理ができていないとみなされるからです。肥満の比率が多いアメリカでは驚きの事実ですよね。私も当時は衝撃でした。
ホテリアとしての心得
2年半のアメリカ勤務を終え、日本の系列ホテルで勤務することなった初日、制服に着替え出勤をすると、当時アシスタントマネージャーだった上司がまず私に教えてくれたのは、姿勢の正し方ときれいな歩き方を身に着けることでした。ヒールをはいているとどうしても前かがみになってしまいがちですが、少し意識するだけで、全体の印象がガラリと変わります。お尻を引き締め、背筋を伸ばしてしっかりと前を見てください。そうすることで、自分を大きく見せることができます。
当時は表舞台の一線に立ち、お客様を接客する立場にあったので、自分がお客様に与える第一印象がいかに大切かを学びました。外観というのはそれだけ重要なのです。体は正直です。磨けば磨くほど輝きます。心身ともに磨いて、自信をもって面接に挑んでください☺︎
まとめ
今回はホテリアとして働いていた際に学んだ、外観の大切さについてご紹介しました。人はちょっとばかりナルシストの方が人生うまくいくと私は考えています。特にアメリカ社会はそうです。面接では、いかに自分がいろんなことを経験してきて、これだけのことができるんです!というのを全面的に出し、堂々と振る舞ってください。今後海外での就職活動を考えている皆様にとってこのサイトが少しでもお役に立てればと思います。