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中国生活(上海) 海外赴任 駐在妻

中国上海にいる太太とは?駐在妻の暮らしは十人十色✮✭✯

更新日:

みなさんは「駐在妻」という言葉を聞くと、どのようなイメージを抱きますか?

海外赴任が決まった夫と、海外に一緒に赴任する妻のことを一般的に「駐在妻」と呼びます。駐在妻=略して駐妻。そして、中国ではこの駐妻のことを「太太(タイタイ)」と呼ぶ方が大変多いです。太太とは中国語で「奥様、夫人」という意味があります。駐在妻というよりも気取っていないイメージがあるので、「太太」という呼び方が日本人奥様の間でも親しまれているのかもしれません。

駐在妻と聞くと、一見勝ち組のような響きがあります。海外在住、家にはお手伝いさんがいて、運転手付き、毎日パーティ三昧、悠々とセレブのような夢のような暮らしをしている方達が実際にいるのは事実ですが、そんな暮らしをしている方々はごくわずかです。

実は駐在妻の試練はたくさんあります。夫が海外赴任が決まった時点で、その時に働いている方は、自分の仕事を休職するか退職するかの選択肢に迫られます。子供がいる方は、まず一番に自分の子供たちの将来のことを考えるでしょう。今の居心地の良い生活を抜け出して、見知らぬ土地で新しい生活を始める。その国の言葉を喋れないなら尚更不安が募ります。

この記事では、私自身の経験を通して知り得た、中国上海での太太としての暮らしや駐在妻の実態、海外赴任をしてよかった点や悪かった点も踏まえ、ご紹介していきたいと思います。また、国や住むエリアによっても駐在妻の生活は十人十色なので、これはあくまでも私自身の経験をまとめたもとであることをご了承ください。

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駐在妻の9割以上は専業主婦

夫の赴任について海外へ行くことを決めた妻は、海外赴任をしたのと同時に約9割以上が専業主婦となります。例え日本で働いていたとしてもビザの関係で止むを得ず、休職するか退職するかのどちらかを選択する必要があります。よって、駐在妻というのはどこの国へ行ったとしても、大半が専業主婦の集まりです。

現在、日本で専業主婦をしている人の割合は、「厚生労働白書」によると平成30年の時点で3人に1人という割合となっています。定年退職された方を除くと、きっとこの割合はもっと広がると思います。日本では就職をしている友人が周りに多かったであろう環境から、周りにいる主婦はほぼ全員が専業主婦という異世界へと飛び込むわけです。当事者は、一体どんな世界なんだろう?と不安に駆られます。それでも、駐妻が日本人女性に羨ましがられる理由の一つは、海外赴任中は「引け目を感じることなく、堂々と専業主婦でいられる」というステイタスが自然に与えられるからなんだと思います。

いつも何してるの?

私が駐在中に一番多く聞かれた質問がコレです。笑。確かに、家事と育児をこなしているとはいえ、それ以外の時間は何をしているの?と不思議に思いますよね。

私が2015年に初めて中国(上海)に赴任した際は生後5か月になったばかりの娘を連れていたので育児と家事と新しい環境に慣れるのに必死でした。元々家に引きこもるタイプではなかったので、家の周辺にあるカフェやレストランなどを散策したり、親子で一緒に参加できる育児教室があるか調べたり…。初めの3か月間は日本人の友人も一人も作らず(出来ず/出会わずと言うのが正しい表現かもしれません)、淡々と毎日を過ごしていました。この時の生活は特にキラキラしていると感じたことは一度もありません。朝起きて夫を仕事に送り出し、娘と2人で朝食と昼食を家で食べながらダラダラと過ごし、午後は近所を散策&夕食の買い出し、夕食を作り終えた後は娘のお風呂と寝かしつけ、夫の帰宅を待つ。どこにでもあるようなタイムスケジュールです。

ちなみに、お子さんがいない方は海外赴任後すぐに語学学校や家庭教室を雇い語学を勉強する方が多いそうです。

日本人コミュニティならぬ、太太コミュニティ

前方でも少し触れましたが、駐在妻の生活は赴任場所によって180度異なります。ただ、どこの国においても、日本人さえいれば、日本人コミュニティというものが実在します。日本人コミュニティ=要は日本人社会です。例えば、小さな都市や日本人が少ない地域であれば「日本人学校」「日本人会」という大きな枠組みのもの、上海のような大きな都市になれば「○○年生まれのお子さんを持つお母さん」「○○年生まれのみんな集まれ!」「酒好きの為の○○会」「上海テニスサークル」だったり、現地に住む日本人向けの色んなコミュニティがこと細かいジャンルに分かれています。こういったグループに所属をしていなかったとしても、海外における日本人コミュテニティというものはとても狭いので、ある程度知り合いができれば、お互いがお互いの噂を耳にしていたり、会ったこともないのに相手の名前だけを知っているなんてことはザラでもありません。そして、この日本人コミュニティが実在するのと同様に太太コミュニティというものが存在します

太太は同じマンション、ソーシャルネットワーク、子供の学校行事や習い事の場で他の太太仲間と出会います。仮に数か月普通に暮らしていて、思っていたよりも出会いの場がなかったとしても、自らが誰かと繋がりたいなと願い積極的に行動さえすれば、外で出会うチャンスはいくらでもあります。実質、日本人が多く住むマンションなどでは、月に一度「太太会」などが開催されているところもあります。

太太同士は出会った瞬間から共通する部分がいくつかあります。一つは、お互いが駐在妻であるということ。二つ目は、専業主婦であるということ(全体の一割を除いて)。三つ目は同じタイミングで同じ異国の地にいるという立場であること。性格の不一致などはもちろんあるとは思いますが、これらの共通点があるだけで十分仲良くなれるきっかけにはなります。その為、お互いの共通点が多ければ多いほど太太同士の友情は短期間でぐーんと距離が縮まります。また、お互いが専業主婦ということから会う頻度は多くなります。例えば私の場合、中国上海に赴任中は、同じ仲良しグループや個人で仲良くしている子が数人いて、その子達と週に1度くらいのローテーションで毎週会っていました。なんとなく遊んだその日のうちに次に会う日程を決めるというのが日常化していたような気がします。

上海太太は習い事をしている比率が高め

駐在妻としての生活に少しづつ馴染んできた私の上海での日常生活は、育児、家事とともに友人とのランチ&家飲み、いくつかの習い事…そんな以外にも多忙な毎日へと変貌していきました。

上海は駐在妻が通える習い事の宝庫でもあります。語学学校、アイシングクッキー、生け花、ヨガ、ピラティス、空手、テニス、ゴルフレッスン、料理教室、パン教室、漢方、篆刻、習字などあげ始めたら切りがないほどの選択肢があります。その為、友人同士で習い事に参加している太太の割合も他国に比べたら非常に高いです。海外駐在中に本格的にレッスンに通い、資格を取る方も少なくありません。

中国での生活にも慣れて順風満帆な暮らしを手に入れた私は、コンシェルジェ&お手伝いさん付きの高級マンションに住み、毎日が友人とのランチ三昧、移動手段はほとんどがタクシー、外食/デリバリーするのは当たり前…。セレブとまではいかなくとも、とても恵まれた環境の中にいました。

駐在妻は十人十色

駐在妻という立場にいると、普段日本では知り合わないようなタイプの方々と知り合う機会が多々あります。大人になってからの私たちは新しい出会いのチャンスが年々減っていきます。例えば、日本にいた頃の私の日常生活では、中高大学生の時の古くからの友人、ご近所友達、会社での付き合い、子供関連のお付き合いなどがありました。そんな中で、同じような立場にある方や気の合いそうな方と仲良くなり、自分にとって居心地の良い環境を作り上げていきます。

駐在妻の場合、夫の海外赴任期間が大体決まっているため、数年でメンバーの入れ代わりが行われます。常に新しい出会いや別れと隣り合わせなので、4~5年駐在生活をしていただけでも目まぐるしい数の方々と知り合うチャンスがあります。

中国上海のような、色んなビジネスが行き交う、ビジネス都市であればあるほど日本全国から色んな企業が進出し、海外赴任者の数も増えていきます。日本全国から選ばれた者達がある一つの場所に集うので、それはそれはユニークな集まりとなります。

駐妻に関しても同じことが言えます。例えば、海外赴任に来る前は皆それぞれ別の都道府県に住んでいたことになります(別の国からスライドという形で他の国に移動という方も中にはいます)。東京、名古屋、神戸、大阪、九州など色んな首都圏から集まる訳ですから、それぞれ考え方、価値観、こだわり、プライドが全く異なります。一つのグループの間で色んな地方の方言が行き交うというのも、日本ではあまりないことかもしれません。

また、普段気軽にお目にかかれないような大手企業の○○現地法人のトップの職位(中国ならば「董事長」という役職)に当たる方の奥様や日本では「富裕層」と呼ばれる立場にある奥様方との出会いもごく自然とあります。普段出会うことのないような方々と海外赴任がきっかけで知り合うというのは、由も悪しも私は素晴らしいことだと思います。

とはいえ、三種三様の奥様達が「駐在妻」という枠にひとくくりにされているのです。正直、駐在妻というのは、ユニークかつおそろしい一面をも秘めたグループの集団とも言えます。そもそも、日本人コミュニティがあるとはいえど、皆が皆仲良くするというのは不可能です。かといって、嫌いな人と距離を置けるほど広いコミュニティでもないのが現実です。面倒くさいトラブルを回避する為にも、上海にいる太太に限らず、駐在妻は八方美人が多いというのも事実です。中には、本人の前では笑顔で接しているのに、裏では悪口を言いふらしているような陰湿な人もいます。女の見栄や嫉妬、プライドが渦巻く場所でもあるので、多少なりとも嫌な思いをする人はいるでしょう。その時はあまり深く考えすぎないのが一番です。陰湿な人相手に悩むほど時間の無駄なことはありません。自分が心から笑顔になれる人達と極力一緒に時間を過ごすのがおすすめです。

駐在妻になって良かった点

私の想像とは180度違った中国生活と子供に優しい人々との出会い

私の場合、もともと海外暮らしが長いので、夫が海外赴任をするということに関しては賛成でした。ただ、タイミングが…ちょうど第一子を妊娠中で妊娠中も色んな問題を抱えていたので、ただでさえ不安なマタニティライフを過ごしていた中、とどめをさされるように夫の転勤が決まったので、決してベストなタイミングでなかったのは確かです。しかも、初めての赴任先は中国!中国といえば、日本で連日放送されているような「大気汚染問題」「裸で街中を歩くおじさん」「マナーのない人々」など、とにかく悪いイメージしかありません。それでも行ってよかったと思えたのは、実際の中国上海での暮らしは私の想像とは全く違うということに気付けたからです。もし太太として現地で生活をしていなければ、私は中国上海という都市や中国人という人種に対して、一生間違った印象を抱きながら生きていたと思います。

中国での子育ては実際に不便なことも多いです。日本ほどエスカレーターも充実していないし、おむつ替えベッド付きのトイレも少ないです。ただ、子供に対しての優しさ、温かさは日本よりも勝っています。子供は泣くのが元気でよい証拠だと誰もが思っているので、例え電車の中で大泣きする我が子がいたとしても、冷たい目で見られることは一切ありません。高級レストランだと子供はNGというレストランを日本ではよく見かけますが、中国はどこのミシュランレストランでも大抵はお子様ウェルカムです。そして、お子さんを持つお母さんは無条件で労われます。上海に住んでいる間は私自身何度も席を譲ってもらったことがあります。こんなに優しい国民性があること、恥ずかしながら私は上海に住むまでは想像すらしたことがありませんでした。

生涯の友人ができた

上海で共に時間を過ごした仲間は私にとってとても貴重な存在です。生涯の友人といっても過言はありません。残念ながら、その当時仲良くしていても今は疎遠になってしまった友人のほうが多いのは事実です。ただ、その中の2-3人でも親友と思える相手に出会えたのならそれほど幸運なことはないと思います。いずれも上海に駐在妻として行かなければ出会っていなかった友人です。これからも大切に関係を築いていけたらよいなと思っています。

一回り大きく成長できた

中国での駐在生活を成し遂げた太太達は、皆一回りも二回りも大きく成長して帰国していきます。私自身、初めて日本語/英語圏以外の国で暮らし、自己主張が強いお国柄の人が集まる中、初めは泣きべそをかいていましたが、1年もすると自分自身の意見を見様見真似で相手に伝えられるようにもなったり、何が起きてもあまり動じなくなりました。太太達の中で盛り上がる、「中国あるある」が沢山あります。例えば、“時間にルーズ説”。基本どの業者も修理なんかを頼むと平気で1-2時間遅れでやってきます。もちろん初めはイライラしましたが、時間通りにやってこないものだと割り切れば意外とイライラせずにやり過ごせます。“タクシーの運転手に乗車を拒否される説”。これは日常茶飯事です。沢山の荷物を持って、かつ幼い子供もいるのに乗車拒否をされる屈辱は中国へ赴任になり始めて味わいました。こちらの問題は、タクシーアプリを使えば回避できるようになります。

このように中国での駐在生活は日本の常識では考えられないようなことが当たり前のように起こっています。これも皆、生活をしているうえで、いつの間にか順応できるようになっていきます。大人になればなるほど、自分が成長できたと実感できることって中々無いと思います。海外に住むということは、それだけでも一種のチャレンジなので、経験を積むことでことで自分に自信がつくというメリットもあります。

駐在妻になって後悔した時期

駐在妻というのはどちらかというと、好奇心旺盛で社交的な方に向いています。かと言ってそういう方ばかりではないのは当然のこと。実際にご主人と一緒に暮らす為に海外赴任をしてきたのに、中国という場所が肌に合わず、夫一人を残して日本に帰ってしまった方を何人か見かけました。すごく苦しまれたかと思います。駐妻というのは皆それなりの覚悟を決めて赴任しますが、よその国へ実際に行ってみないとわからないことは山ほどあります。もし仮にその場にいることで自分が自分ではなくなってしまいそうな危険信号を自らが感じ取ったならば、帰国するのは正しい選択だと私は思います。

私自身も上海赴任中に人間関係に悩んでいた時期がありました。元々日本人特有のコミュニティのようなものがあまり得意ではなかったので、思っていた以上に窮屈な日本人社会に戸惑いを感じたのかもしれません。うやむやとした気持ちが数か月間続きましたが、家族や他の友人達のサポートもあり、時間とともに解決しました。

まとめ

駐在妻とは、私は一種の職業だと思っています。言葉も通じない異国の地で夫婦ともに多少なりともストレスを感じる中、家庭と夫を支えるのが駐妻の役割です。その役割を果たしつつ、自分自身も駐妻生活を楽しめるようになれば駐妻上級者です。

今回は、私が実際に過ごした中国上海での駐妻生活を振り返りながら、「駐在妻とはなんぞや?」という問いに重点をあててご紹介させて頂きました。色々悩んだ時期もありましたが、結果的に素晴らしい経験をさせてもらったと思います。これから駐在妻としての生活を送られる方、もう既にその一歩を踏み出している方、せっかくの機会でもあるので、みなさんには駐在妻という立場を思いっきり楽しんでもらいたいなと心から願っています。

海外赴任に関して、不安や悩みなどがある方はご相談にも乗ります。お問い合わせページから気軽にご連絡ください☺︎

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著者プロフィール

SAORIライター/ライフスタイルインフルエンサー
海外生活15年目に突入◡̈⃝⋆*.
LIVED韓国(釜山在住)♡アメリカ♡日本♡中国
TRAVELED✈︎世界12ヶ国/アメリカ30州/日本16都道府県
LOVE fashion, traveling&gourmet\(◡̈)/♥︎.
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